どうも不自由なYPです。今回は”[粛声]優勝デッキレシピと展開方法、強さと弱点、対策方法”についてお話していきたいと思います。
202⑶年に登場したテーマの粛声を今回は解説していきたいと思います。
僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりました。
そんな僕が解説していきます。
気になること
- 粛声を組みたいけど強いデッキレシピを知りたい
- 粛声を組んでみたけど展開ルートとか知りたい
- 粛声と相性が良いカードが知りたい
- 粛声の強みとか弱点を知りたい
- 粛声を対策する方法とかカードを知りたい。
この記事を読んで得られること
そもそも[粛声]ってどんなテーマ?
PHANTOM NIGHTMAREにて登場したテーマで儀式モンスターを主体として光属性で統一、種族は主力は戦士とドラゴン族、初動は天使族。
過去に登場したローガーディアンやサウラヴィスなどをリメイクしたものですがリメイクとは思えない制圧力とリソース、デッキ空きスロットが豊富で手札誘発を多種多様に積むことで柔軟な対応ができるテーマとなっており中々に強力なテーマです。
基本的な妨害は万能無効破壊のローガーディアンと粛声種族の儀式モンスター数だけ相手の盤面を破壊する永続罠、サウラヴィスの召喚無効と対象耐性といった感じですがローガーディアンの打点が化け物になるので結構脳筋デッキです。
粛声の優勝デッキレシピをピックアップ
粛声テーマのカードを見てみよう
粛声の祈り手ロー
【 効果モンスター 】
星 1 / 光 / 天使族 / 攻50 / 守2050このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」永続魔法・永続罠カード1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
②:戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する場合、このカード1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できる。
③:このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドに戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
一枚初動であり要となるカード
①はうららで妨害されない表側表示で置くと言う効果、多くの場合は結界を起き次の動きに繋げます。
②は儀式召喚に必要なレベルをこのカードのみで補うという効果で手札でも同じく処理できます。
③自己蘇生、このテーマは祈り手ローがフィールドに居なければ始まらないので常に盤面に維持しておきたいので積極的に使いましょう。
粛声の竜賢姫サフィラ
【 効果モンスター 】
星 6 / 光 / ドラゴン族 / 攻2500 / 守2400このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから儀式魔法カード1枚を墓地へ送る。
その後、戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から手札に加える事ができる。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、手札から戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。
このカードかなりイッてる側のカード、ローから結界の順で手札に加えるカードです。
①で手札から捨ててデッキから愚かな副葬して、ついでに粛声儀式モンスターをサーチする効果
②が儀式召喚する効果で儀式魔法を必要としないのがポイント。
粛声の竜賢聖サウラヴィス
【 効果モンスター 】
星 7 / 光 / ドラゴン族 / 攻2600 / 守2800このカード名の、①の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードは自分の手札・墓地から儀式魔法カードを含む魔法カード2枚をデッキに戻し、手札から特殊召喚できる。
②:相手がカードの効果を発動した時、フィールドのこのカードを手札に戻して発動できる。
手札・デッキから戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは次のターンのエンドフェイズにデッキに戻る。
中々こいつもやばいカードだけどこれ一枚で機能するカードではないので基本的には一枚採用
①はチェーンブロックを作らない特殊召喚効果
②がすごく強くて相手の効果が発動したら自身をフィールドから手札に戻して発動、手札かデッキ(主にデッキ)から儀式モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚するという効果、これでサウラヴィスを出せば召喚無効を構えられますし墓地にローが居ればローガーディアンを出してロー蘇生、これで無効妨害と盤面を一枚処理することも可能という中々動きに幅を持たせることができるモンスターです。
粛声なる守護者ローガーディアン
【 儀式モンスター 】
星 7 / 光 / 戦士族 / 攻2050 / 守2500このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが儀式召喚した場合に発動できる。
デッキから「粛声」モンスターまたは戦士族・ドラゴン族の儀式モンスター1体を手札に加える。
②:自分のフィールドか墓地に「粛声の祈り手ロー」が存在する限り、このカードの攻撃力は2050アップする。
③:自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」が存在し、相手が魔法・罠・モンスターの効果を発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
粛声テーマにおけるエースであり、高い火力と制圧力を誇るまさにエース
①は儀式召喚成功時効果でデッキから粛声モンスター及び粛声ステータス儀式モンスターサーチ
②は永続効果でフィールド・墓地にローが存在すれば適用される打点の上昇、ナチュラルにこの打点はおかしいだろ
③は祈り手ローがフィールドに居る場合に使える万能無効、なにかを守る男は強いんだよな
粛声なる竜神サフィラ
儀式・効果モンスター
星7/光属性/ドラゴン族/攻2550/守2450
「粛声なる祝福」により降臨。
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが儀式召喚した場合、
自分のフィールドか墓地に「粛声の祈り手ロー」が存在すれば発動できる。
自分は2枚ドローする。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(2):戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターが戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚捨てる。
(3):相手エンドフェイズに発動できる。
自分の墓地から光属性モンスター1体を手札に加える。
執筆時点ではまだ実装されていませんが次弾で収録される粛声新規
①はローガーディアン同様で墓地かフィールドにいれば儀式召喚成功時に二枚ドローの一枚捨て
②は粛声ステータスの儀式モンスターの攻撃宣言時に相手の手札をランダムハンデス
③相手エンドフェイズに墓地から光属性モンスターの回収(誘発や次のリソースなど)
粛声なる結界
【 永続魔法 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「粛声の祈り手ロー」及び光属性の儀式モンスターが存在する限り、相手モンスターは儀式モンスターしか攻撃対象に選択できず、自分フィールドの光属性モンスターを相手は効果の対象にできない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
「粛声なる結界」を除く、「粛声」カード1枚か「ローガーディアン」儀式モンスター1体をデッキから手札に加える。
祈り手ローから置く永続
①は永続効果で祈り手ローと光属性の儀式モンスターが存在すれば、自分フィールドの光属性のモンスターは効果対象耐性と儀式モンスターにしか攻撃できない誘導が付与されます。
②は粛声ネームをサーチ
粛声なる祝福
永続魔法
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「粛声なる祝福」以外の自分の墓地・除外状態の「粛声」カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
(2):儀式モンスター以外のモンスターが表側表示で召喚・特殊召喚された場合に発動できる。
レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは戦闘では破壊されない。
新規として登場する一枚なんですけど、むちゃくちゃ強い。
⑴の効果で使い終わった粛声なる威光を回収して構えたり粛声の竜賢姫サフィラを使いまわしたりと無限リソースに化けます。
⑵の効果によって増殖するGを受けたときの回答になるのが偉いし、事故って儀式ばっかり手札でかぶっても出せるのでめちゃえらい一枚。
粛声なる祈り
【 儀式魔法 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:レベルの合計が儀式召喚するモンスターのレベル以上になるように、自分の手札・フィールドの光属性モンスターをリリースし、手札から光属性の儀式モンスター1体を儀式召喚する。
②:自分フィールドの表側表示の光属性の儀式モンスターが相手の効果でフィールドから離れた場合、墓地のこのカードを除外して発動できる。
手札・デッキから「古聖戴サウラヴィス」「竜姫神サフィラ」「粛声なる守護者ローガーディアン」のいずれか1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
粛声なる威光
【 永続罠 】
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分の手札・墓地から、戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚をデッキに戻し、デッキから「粛声」モンスター1体を選び、手札に加えるか特殊召喚する。
●自分フィールドの戦士族・ドラゴン族で光属性の儀式モンスターの数まで、相手フィールドのカードを対象として発動できる。
そのカードとこのカードを破壊する。
永続なので祈り手ローから出すことができます。
⑴で相手の盤面に干渉するか自分の盤面を肥やすかを選べるというとんでもない効果。ちょっとまじで強すぎて震える。特殊召喚するモンスターは専らローか粛声サウラヴィスです。
粛声の基本展開ルートを解説
今回紹介するのはあくまで一例であり、今後詳しく展開ルートを記事にしていきます。
粛声の祈り手ロー一枚
- 粛声の祈り手ローを通常召喚、召喚成功時効果でデッキから粛声なる結界を表側表示で置く
- 粛声なる結界の起動効果でデッキから粛声の竜賢姫サフィラを手札に加える
- 粛声の竜賢姫サフィラを捨てて効果を発動しデッキから粛声なる祈りを墓地へ送り粛声なる守護者ローガーディアンを手札に加える
- 墓地の竜賢姫サフィラを除外してフィールドの粛声の祈り手ローをリリースし手札から粛声なる守護者ローガーディアンを儀式召喚、墓地の粛声の祈り手ローの蘇生効果をチェーン1、粛声なる守護者ローガーディアンをチェーン2で発動し、デッキから古聖戴サウラヴィスを手札に加えて墓地から粛声の祈り手ローの蘇生。
この盤面で万能無効と古聖戴サウラヴィスによる相手の対象に取る効果の発動無効と光属性モンスターの対象耐性、攻撃誘導の盤面が作れます。ここから粛声の祈り手ローと粛声なる守護者ローガーディアンで大儺主水をリンク召喚し、相手ターンに粛声なる守護者ローガーディアン蘇生、粛声の祈り手ロー蘇生で粛声なる威光を表側表示で置くことで除去もできるという中々に強力な盤面を作ることができますが、大儺主水を墓穴の指名者で狙われると0妨害になるので何かしら対策札があるなら全然OKかなと思います。アーティファクト・ロンギヌスや抹殺の指名者などですね。
また、レベル7のリリースコストが手札にあるなら粛声なる結界スタートの方が安全性は高く盤面を築くことができます。
粛声なる結界+レベル7のリリースコスト
- 粛声なる結界を発動し、デッキから粛声の竜賢姫サフィラをサーチ
- 粛声の竜賢姫サフィラを捨てて効果を発動しデッキから粛声なる祈りを墓地へ送り粛声なる守護者ローガーディアンを手札に加える
- 墓地の竜賢姫サフィラを除外してフィールドの粛声の祈り手ローをリリースし手札から粛声なる守護者ローガーディアンを儀式召喚し召喚成功時効果でデッキから粛声の祈り手ローをサーチ
- そのまま粛声の祈り手ローを通常召喚しデッキから粛声なる威光を表側表示で置く
- 粛声なる威光の効果で墓地の粛声なる祈りをデッキに戻しデッキから粛声の竜賢聖サウラヴィスを特殊召喚。
これによって万能無効と粛声の竜賢聖サウラヴィスによってデッキから古聖戴サウラヴィスを特殊召喚を狙えるので召喚無効と対象に取る効果に対しての発動無効、さらに粛声なる威光で盤面を二枚破壊できる状態となります、対象耐性もあるしかなり硬いと思います。
粛声と相性の良いカード
儀式の下準備
【 通常魔法 】
「儀式の下準備」は1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから儀式魔法カード1枚を選び、さらにその儀式魔法カードにカード名が記された儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。
そのカード2枚を手札に加える。
この一枚から一応は粛声なる結界+粛声の祈り手ロー+粛声なる守護者ローガーディアンの盤面まで持っていけます。
また、粛声の竜賢聖サウラヴィスのコストにもなるので積極的に使っていきたいカードです。
宣告者の神巫+トリアス・ヒエラルキア
【 チューナーモンスター 】
星 2 / 光 / 天使族 / 攻500 / 守300このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキ・EXデッキから天使族モンスター1体を墓地へ送る。このカードのレベルはターン終了時まで、そのモンスターのレベル分だけ上がる。②:このカードがリリースされた場合に発動できる。手札・デッキから「宣告者の神巫」以外のレベル2以下の天使族モンスター1体を特殊召喚する。
【 効果モンスター 】
星 9 / 光 / 天使族 / 攻1900 / 守2900このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが手札・墓地に存在する場合、自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドの天使族モンスターを3体までリリースして発動できる。このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。さらに、この効果を発動するためにリリースしたモンスターの数によって以下の効果をそれぞれ適用できる。
●2体以上:相手フィールドのカード1枚を選んで破壊する。
●3体:自分はデッキから2枚ドローする。
宣告者の神巫と合わせて採用するのがヒエラルキアで、宣告者の神巫のリリースされた場合の効果から粛声の祈り手ローを特殊召喚するのに使います、いわば4枚目以降の祈り手ローですね。
とはいえ、EXからヌトスを落として相手盤面に干渉したりできるので柔軟な使い方も可能、レベル操作でシンクロを狙うのも一興ですね。
強欲で金満な壺
【 通常魔法 】
①:自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
シンプルにドローソースですね。新規で登場する粛声なる竜神サフィラもドロー効果を有するのですが、上振れでしかないのでゴーキンをドローソースとして使っていきます。
粛声の強さと弱点について解説
粛声の強さ
粛声の強みは盤面の硬さとなんでも無効にしてしまう万能無効、そして相手盤面に干渉できる破壊とかなり広い範囲で戦える柔軟性が大きな強みです。
また、切り札ともいえる粛声なる守護者ローガーディアンはシンプルに打点が4100となり、対象耐性、万能無効というかなり尖ったモンスターなので突破に相当なリソースを食うこととなり中々に厄介なモンスターです。
また祈り手ローも墓地とフィールドをぐるぐると回ることによって結界や威光、祝福といった無限リソースを引っ張れるのでこれも厄介です。
対象耐性と万能無効、盤面破壊とちょっとほかのテーマでも中々見ない鬼畜なテーマです。
弱点
とはいえ、どのようなテーマにも弱点は存在しますが粛声は結構顕著に手札誘発で妨害を受けます。
まず粛声なる結界に灰流うららや粛声なる守護者ローガーディアン(祈り手ローが存在しない状態)の儀式召喚成功時効果に対しての灰流うららなども結構刺さりますし、粛声の祈り手ローの墓地蘇生に対しては屋敷わらしと墓穴の指名者がしっかり刺さります。
また、結界や威光などの永続魔法罠に対しての幽鬼うさぎなどもしっかりと刺さるので、手札誘発山盛りで来られたらめちゃくちゃしんどいです。
粛声を対策する方法とカードを解説
前述のように手札誘発の主だったものがほぼすべて刺さるので手札誘発全般が対策カードと言えます。
ピックアップすると
- 灰流うらら
- 屋敷わらし
- 幽鬼うさぎ
- アーティファクト・ロンギヌス
- DDクロウ
- 墓穴の指名者
- スカルマイスター
- 深淵の獣関連
- ディメンション・アトラクター
などは普通にきついです。特にシステムに干渉するタイプの手札誘発、例えばディメンション・アトラクターやアーティファクト・ロンギヌスなどは結構つらいですね。
また光属性で戦士とドラゴン族、天使の種族が混在し儀式テーマというだけあって種族を1種にしないといけない群雄割拠や次元障壁などを打たれると突破手段がなくなることもあります。
[粛声]優勝デッキレシピと展開方法、強さと弱点、対策方法 まとめ
今回は”[粛声]優勝デッキレシピと展開方法、強さと弱点、対策方法”についてお話しました。
最近は魅力的なテーマが多いですよね。
僕自身何か新しいテーマ組みたいなあと思っていたところに昔の儀式モンスターのローガディアンがリメイクされてワクワクしていたんですが、登場したらめちゃくちゃ強くて大会でも結果残してるし楽しみなんですよね。
僕もカードが届き次第練って構築をアップしようと思います。