どうも不自由なYPです。今回は”[天盃龍]初動札と展開ルート、ディメンション・アトラクター適用下のワンキル方法”についてお話していきたいと思います。
優勝デッキレシピとテーマカードの解説は上のリンクにあります。
僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりました。
そんな僕が解説していきます。
気になること
- 天盃龍の初動札って何があるの?
- 天盃龍の後攻ワンキルのルートが知りたいな
- ディメンション・アトラクター適用下でもワンキルするルートってあるの?
この記事を読んで得られること
天盃龍の初動札
初動というよりもこの札一枚と手札コストがあればワンキルまでいけるよ!という札です。
天盃龍パイドラ
【 効果モンスター 】
星 3 / 炎 / ドラゴン族 / 攻1700 / 守1000このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「燦幻」魔法・罠カード1枚を選び、手札に加えるか自分フィールドにセットする。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分のドラゴン族・炎属性モンスターの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になる。
③:1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
このカードから燦幻開門か盃満ちる燦幻荘にアクセスし展開を伸ばしていきます。
天盃龍チュンドラ
【 効果モンスター 】
星 4 / 炎 / ドラゴン族 / 攻1500 / 守1000このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにドラゴン族・炎属性モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。
「天盃龍チュンドラ」を除く、レベル4以下のドラゴン族・炎属性モンスター1体をデッキから特殊召喚する。
③:1ターンに1度、自分・相手のバトルフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
チュンドラ一枚からでもワンキルが可能でダメージステップ開始時にパイドラにアクセスできるのでパイドラから燦幻開門にアクセスしそのままワンキルまで可能。
盃満ちる燦幻荘
【 フィールド魔法 】
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分メインフェイズ1の間、自分フィールドのドラゴン族・炎属性モンスターは相手が発動した効果を受けない。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「天盃龍」モンスター1体を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
③:バトルフェイズ中にこのカードが破壊された場合、自分フィールドのドラゴン族Sモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を倍にする。
手札コストが必要ですが、このカードがあれば場の炎属性・ドラゴン族は相手の発動した効果を受けなくなるので安定してモンスター効果を使えます。
燦幻開門
【 速攻魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:このカードをバトルフェイズに発動した場合、以下の効果をそれぞれ適用できる。
このカードをバトルフェイズ以外で発動した場合、以下の効果から1つを選んで適用する。
●デッキからレベル4以下のドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える。
●手札からドラゴン族・炎属性モンスター1体を特殊召喚する。
この札一枚でメインフェイズなパイドラサーチし召喚しパイドラルートへ
バトルフェイズで使うならチュンドラへアクセスしチュンドラからファドラにアクセスするルートもOK
幻禄の天盃龍
【 効果モンスター 】
星 3 / 炎 / ドラゴン族 / 攻0 / 守1000このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがドロー以外の方法で手札に加わった場合に発動できる。
このカードをチューナー扱いで特殊召喚する。
その後、このカードのレベルを1つ上げる事ができる。
②:自分・相手ターンに、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「幻禄の天盃龍」以外の「天盃龍」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
このカード一枚からパイドラにもチュンドラにもなれるので割愛します。
ドラ・ドラ
【 効果モンスター 】
星 3 / 炎 / ドラゴン族 / 攻400 / 守200このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚した場合に発動できる。
デッキからレベル4以下のドラゴン族・炎属性モンスター1体を手札に加える。
②:1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
自分のデッキの一番上のカードをめくる。
めくったカードがドラゴン族・炎属性モンスターだった場合、そのモンスターを墓地へ送り、このカードの攻撃力は自分フィールドの「ドラ・ドラ」の数×1000アップする。
違った場合、めくったカードをデッキの一番下に戻す。
このカードから幻禄の天盃龍を特殊召喚できるので実質パイドラみたいなもんです。
天盃龍の後攻ワンキルルート(基本)
展開ルートを紹介していきますが、大前提として天盃龍は”手札誘発で相手の動きを止めてそのまま殴り勝つ”というテーマです。なので想定は相手盤面が空だとか戦闘破壊できる攻撃力が低いモンスターがポン立ちしているくらいの認識です。
もちろん実戦において「そんなはずが無かろう」という意見も理解できますが、まずは展開ルートを覚えることが重要なのでルートだけを記載していきます。
メインに一滴3枚とか入ってるから前盤面だけなら大方なんとかなりそうですけどね。
- 天盃龍パイドラ 1700
- 天盃龍チュンドラ 1500
- 天盃龍ファドラ 1600
- 燦幻昇龍バイデント・ドラギオン 2600
- 燦幻超龍トランセンド・ドラギオン 3000
パイドラ
- 天盃龍パイドラを召喚、召喚成功時効果で燦幻開門をサーチ
- そのままバトルフェイズに入り、燦幻開門を発動しデッキから天盃龍チュンドラを特殊召喚
- 攻撃宣言しダメージ計算開始時、天盃龍チュンドラの効果を発動しデッキから天盃龍ファドラを特殊召喚、ファドラの効果は一旦破棄し戦闘ダメージ1500を与える(計1500)
- そして天盃龍パイドラでも攻撃し戦闘ダメージを与える1700(計3200)
- 天盃龍ファドラでも攻撃し1600(計4800)
- 天盃龍パイドラと天盃龍チュンドラのどちらかの効果でシンクロ召喚効果を使い燦幻昇龍バイデント・ドラギオンをシンクロ召喚、召喚成功時効果で天盃龍チュンドラを蘇生
- 天盃龍チュンドラで攻撃し戦闘ダメージを与える1500(計6300)
- 燦幻昇龍バイデント・ドラギオンで攻撃しダメージを与える2600(計8900)
にて、キルです。
ダメージステップ周りはこちらを参考にしてください。
チュンドラ
- 天盃龍チュンドラを召喚そのままバトルへ
- 天盃龍チュンドラで攻撃しダメージステップ開始時に効果を発動、デッキから天盃龍パイドラを特殊召喚しそのまま効果でデッキから燦幻開門をサーチしダメージを与える1500(計1500)
- 天盃龍パイドラで攻撃しダメージを与える1700(計3200)
- 燦幻開門を発動しデッキから天盃龍ファドラを特殊召喚しそのまま攻撃しダメージを与える1600(計4800)
- 天盃龍パイドラと天盃龍チュンドラのどちらかの効果でシンクロ召喚効果を使い燦幻昇龍バイデント・ドラギオンをシンクロ召喚、召喚成功時効果で天盃龍チュンドラを蘇生
- 燦幻昇龍バイデント・ドラギオンで攻撃しダメージを与える2600(計7400)
- 蘇生された天盃龍チュンドラで攻撃1500(8900)
にて、キルです。
幻禄の天盃龍とドラ・ドラ
幻禄の天盃龍とドラ・ドラのキルルートは今回のノーガードの相手ならパイドラと同じなので割愛します。役割とかは違うので都度もう少し深堀した記事をかいていきます。
盃満ちる燦幻荘+手札コスト
こちらも盃満ちる燦幻荘+手札コストで天盃龍パイドラをサーチし召喚燦幻開門をサーチしそのまま天盃龍チュンドラにいくルートです。
燦幻開門+手札コスト
燦幻開門+手札コストも燦幻開門から天盃龍パイドラ→盃満ちる燦幻荘+コストで天盃龍チュンドラにアクセスしキルするルートです。
今回は基本の動きです。
ディメンション・アトラクター適用下でもワンキルを取れる展開ルート
ディメンション・アトラクター適用下だと墓地にモンスターが溜まらない都合上天盃龍ファドラや燦幻昇龍バイデント・ドラギオンの蘇生効果は使えず、一度除外されると天盃龍では回収が困難になりますがキルを取ることは可能なので紹介していきます。
パイドラ
ディメンション・アトラクター適用中
- 天盃龍パイドラを召喚、召喚成功時効果で盃満ちる燦幻荘をセット
- セットされた盃満ちる燦幻荘を発動し天盃龍チュンドラをサーチ(この時手札コストは除外される)
- そのままバトルフェイズに入り天盃龍チュンドラで攻撃しダメージステップ開始時に効果を発動しデッキから天盃龍ファドラを特殊召喚、ダメージを与える1500(計1500)
- そして天盃龍パイドラでも攻撃し戦闘ダメージを与える1700(計3200)
- 天盃龍ファドラでも攻撃1600(計4800)
- 天盃龍パイドラと天盃龍チュンドラのどちらかの効果でシンクロ召喚効果を使い燦幻昇龍バイデント・ドラギオンをシンクロ召喚しそのまま攻撃2600(計7400)
- 天盃龍ファドラのシンクロ召喚効果を使い天盃龍ファドラと燦幻昇龍バイデント・ドラギオンで燦幻超龍トランセンド・ドラギオンをシンクロ召喚し攻撃3000(計10400)
にて、キルです。
妨害がそれなりにある場合の対応策はブラックローズ・ドラゴン
後手を取る都合上天盃龍は手札誘発で相手の動きを鈍らせてその弱い盤面を捲りキルをとります。
しかしながら手札誘発を初手で引き込めていない場合、それなりに硬く強い盤面を形成される、ということがしばしばあります。なのでそういった場合に使える方法として”ブラックローズ・ドラゴンで一旦フィールドをリセットしてから動き出す”方法があります。
この時ブラックローズ・ドラゴンを出す札+キルを取る札が必要になりますが、いずれも1枚ないしコストを合わせて2枚とかなので(手札誘発を引き込めていない)天盃龍なら問題なくねん出できるコストです。
キルの展開は上述したのでブラックローズ・ドラゴンを出す方法の例として
盃満ちる燦幻荘+手札コストで幻禄の天盃龍をサーチしそのまま効果で特殊召喚しリリース、天盃龍パイドラを特殊召喚し燦幻開門サーチ、燦幻開門から天盃龍チュンドラをサーチし特殊召喚、その2体でブラックローズ・ドラゴンをシンクロ召喚しフィールドをリセットします。
この時ブラックローズ・ドラゴンの効果は盃満ちる燦幻荘によってほぼほぼ通るので後は残った召喚権でワンキルするだけになります。
チュンドラの自身を特殊召喚する効果とデッキから特殊召喚する効果は使っていない上に召喚権も残っているので無理なくワンキルできます。
[天盃龍]初動札と展開ルート、ディメンション・アトラクター適用下のワンキル方法 まとめ
回は”[天盃龍]優勝デッキレシピと展開方法、強さと弱点、対策方法”についてお話しました。
一枚から容易にワンキルできるテーマであり、展開ルートも覚えてしまえばそこまで難しくない、今回紹介したルートだとトライデント・ドラギオンを使いませんでしたが盃満ちる燦幻荘+トライデント・ドラギオンを使えば一瞬でワンキルできるのでめちゃくちゃ楽しいです。
天盃龍は間違いなく過去最強クラスの後攻特化テーマであり、ヌメロンすらかわいく見えてしまうほどのキル性能を有しており、これから瞬く間に規制されるでしょうが、それでも1枚あたりのパワーが高く何が飛んでも多分補填してたたえるのだろうなと思います。
今回は以上です。