「あんたいつまでトイレおるん」
嫁からよく言われる言葉だ
なんとなく手持無沙汰になったとき、無意識にトイレにいくことがある。
特に出すものもないのに、だ。
家に居場所がないから?いや、それはない別に疎外感を感じることもなく平和に日々は続いている。
なぜ僕はトイレにこもってしまうんだろうか?
パンツを脱いではみるもののしていることはネットサーフィンかアプリ、時間の無駄極まりない。
「あんた脱腸なんで」
これはここ最近言われ始めたことだ。
お尻丸出しでずっと座っているからそんなことを言われ始めたのだろう、根拠は嫁にも僕にもない。
嫁がパート先で僕が『トイレにこもっている』話をしたらパート先の奥様方の旦那たちも同様にトイレにこもりがちのようで共感の嵐が起こったそうだ。
そこはかとなく僕は思う、多分一人になりたいんじゃないだろうかと
トイレは狭い、だから落ち着くのであっておそらく広いトイレは成立しない、
人は落ち着いて便意を解消する、先に”落ち着きや安心”が必要なんだろうと思う。
そこに甘んじて僕らは落ち着き、安心して一人の時間を得ようとするのだ。
リビングやベッドに一人では得られない一人の時間をトイレに求めてしまうのだ。
では、独身時代はどうだったかというとやはりトイレに籠っていたように思う、独身時代はずいぶん昔のことだからあやふやだけれど、何度も兄弟とのトイレの奪い合いがあったような気がする。
ただ、この記事を書きながら思ったのが前述のように時間の無駄極まりないなと。
これからは家族の時間を大切に、リビングで過ごす時間に重点を置かないといけないなとトイレでこの記事を書き終えて、そう思う。