
どうも不自由なYPです。今回は遊戯王初心者には難しい”対象にとる”と”選ぶ”の違いについてお話していきたいと思います。
こんなことが気になる
- 対象にとると選ぶの違いを具体的に使うカードで知りたい
- どっちのほうが強いのかも知りたい
この記事を読むと得られること
遊戯王初心者には少し難しい、対象と選んで問題
一度処理してしまえば簡単なんですが、一度躓くとどういうこと?となりがちなこの問題を解決していきます。
結論から言えば
対象を取るというのは効果を発動したときに「このカードを対象にします」という宣言をするタイプ
逆に選んでは効果の発動時には何も言わず、効果処理(チェーン解決時)にカードを選んで処理するというタイプです。
具体的にカードを使って説明していきます。
対象にとる効果と選ぶ効果の処理の違いを具体例3枚を使って解説

対象に取る効果のカード

精神操作
通常魔法
(1):相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
この効果でコントロールを得たモンスターは攻撃宣言できず、リリースできない。
さてこれはわかりやすいですね。
テキストにしっかりと”相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。”という文言があります。
これがあるのでこのカードは対象を取るカードということになります。
このカードの発動時に「相手の~~のモンスターを対象に発動します」と宣言して発動しましょう。
選ぶ効果のカード

三戦の才
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このターンの自分メインフェイズに相手がモンスターの効果を発動している場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分はデッキから2枚ドローする。
●相手フィールドのモンスター1体を選び、エンドフェイズまでコントロールを得る。
●相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んでデッキに戻す。
三戦の才の2番目の効果ですね。
●相手フィールドのモンスター1体を選び、エンドフェイズまでコントロールを得る。
この効果の処理についてですが、まず三戦の才のカードをコントロールを奪う効果を使いますと宣言し発動する。この効果にチェーンがなければ効果処理に入り相手のモンスターのコントロールを奪えます。
先の精神操作とはちょっと違うのですが、違いといえばこれくらいです。
ここまでは簡単だと思います。
処理が少し複雑なカード

オオヒメの御巫
儀式・効果モンスター
星6/光属性/天使族/攻 0/守 0
「御巫神楽」により降臨。
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「オオヒメの御巫」以外の「御巫」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
(2):このカードは戦闘では破壊されず、このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
(3):自分・相手ターンに、自分の墓地の装備魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを装備可能なフィールドのモンスター1体に装備する。
さて、では少し処理が難しいカード。
この⑶が少し厄介です。
まず墓地の装備カードを”対象にとって発動”するんですが、その装備カードは相手・自分のモンスターのどれにでも装備することができるわけです、この時テキストには”選んで”の文言はないものの処理としては選んでと同じ処理となります。
どっちの方が強いかは難しいけれど強いて言うなら選ぶの方が強い理由を解説

対象にとる効果と選んでの効果はどちらが強いのか?ということがしばしば話にあがりますが基本的には”選んで”の方が強いという認識でOKです。
というのも対象にとる場合は相手は何かしらの効果でその対象に取ったカードを逃がしたり、またはセットされた速攻魔法・罠カードなら発動することでディスアドバンテージを負うことなく(逆に自分は相手に逃げられているからディスアドバンテージを負う)使われることもあるわけですね。
選んでの場合だと相手は自分の盤面のカードのどれを破壊されるかわからないため、この時発動すべきかどうかの選択を迫られるわけですね。となると相手は今発動すべきカードではないカードは使えず(もしくは使っても大した効果を得れない)逃がすカードが浮き彫りになり結果的に相手自身に行動を迫れるということになります。
なので僕個人的には選んでの方が強いという認識です。
さいごに
今回は初心者が陥りやすい「対象にとる」「選んで」の処理についてお話しました。
またちょっと番外編ではあるんですが、昔のテキストに「選択して」という文言がでてきたりするのですが、これはもれなく”対象にとる”のと同じなので注意してください
わかりにくいですが、覚えておいて損はないので楽しい遊戯王ライフを!