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盆回しの使い方と相性が良い、相手に送りつけたいフィールド魔法を5つを解説

どうも不自由なYPです。今回は”盆回しの使い方と相性が良い、相手に送りつけたいフィールド魔法を5つ”についてお話していきたいと思います。

遊戯王では一枚初動となることも多いフィールド魔法ですが、そのフィールド魔法にアクセスする方法としてテラ・フォーミングと並び採用されるカードが盆回しです。

盆回しを採用するにあたって重要な要素として”フィールド魔法を2種類採用しなくてはならない”という要素があります、これは盆回しのテキストにもあるのですが、デッキから自分と相手のフィールドゾーン’(フィールド魔法を発動する場所のこと)に別のフィールド魔法を裏側でセットするという効果があるのですが、本命はテーマの一枚初動となりフィールド魔法、もう一枚相手に送り付けるフィールド魔法を今回は解説していきたいと思います。

僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりました。

そんな僕が解説していきます。

一部で自分にメリットがあるものも紹介しますが、基本的には送りつけて嫌な顔されようや!ってカードばかりです。

盆回しとは?

速攻魔法(制限カード)
(1):自分のデッキからカード名が異なるフィールド魔法カード2枚を選び、
その内の1枚を自分フィールドにセットし、もう1枚を相手フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードのいずれかがフィールドゾーンにセットされている限り、
お互いに他のフィールド魔法カードを発動・セットできない。

そもそも盆回しを採用するデッキはフィールド魔法を起点とするテーマが多く、召喚獣やSPYRALなど様々です。
テラ・フォーミングだけではアクセスする札が少ない場合において採用されますが、一つの難点として”相手に送り付ける余計なフィールド魔法を採用せねばならない”という点があります。

今回はその難点をメリット、もしくは相手にとってデメリットに変えるカードをみていきます。
素引きに関してはご愛敬。

送りつけて嫌な顔されるカード5枚紹介

相手に送り付け発動させることでデメリットを生むカードを5枚ほどご紹介

オレイカルコスの結界

フィールド魔法
このカード名のカードはデュエル中に1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
自分フィールドに特殊召喚されたモンスターが存在する場合、
そのモンスターを全て破壊する。
(2):自分はEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(3):自分フィールドのモンスターの攻撃力は500アップする。
(4):自分フィールドに表側攻撃表示モンスターが2体以上存在する場合、
自分フィールドの攻撃力が一番低いモンスターを相手は攻撃対象に選択できない。
(5):このカードは1ターンに1度だけ効果では破壊されない。

③以外ほとんどがデメリットという不思議なフィールド魔法。
送りつけても相手が発動するかどうかは不明です。

フィールド魔法を使うテーマの相手だと発動→別のフィールド魔法発動でどけられてしまいますが、なんか嫌な顔されます。

素引きすると困るのでネタ枠でどうぞ。

混沌の場

フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「カオス・ソルジャー」儀式モンスターまたは
「暗黒騎士ガイア」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
お互いの手札・フィールドからモンスターが墓地へ送られる度に、
1体につき1つこのカードに魔力カウンターを置く(最大6つまで)。
(3):1ターンに1度、このカードの魔力カウンターを3つ取り除いて発動できる。
自分はデッキから儀式魔法カード1枚を手札に加える。

①が強制効果であることが重要で、相手のデッキに「カオス・ソルジャー」儀式モンスターまたは「暗黒騎士ガイア」モンスターが存在しない場合”このカードの発動自体できない(表に出来ない)”という恐怖の事案が発生します。

フィールド魔法を使うテーマであればこれは悪夢と表現でき、サブテラーなどのテーマだと封殺すらできてしまうことに。

これを退かせるには破壊なりなんなりする必要があります。
余計な札を使わせることができればそれもまた一興。

セフィラの神託

フィールド魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):このカードの発動時にデッキから「セフィラ」モンスター1体を手札に加える。
(2):以下のモンスターを、「セフィラ」モンスターを使用して儀式召喚、
または「セフィラ」モンスターを素材として特殊召喚した時、
自分はそれぞれの効果を1ターンに1度ずつ発動できる。
●儀式:フィールドのモンスター1体をデッキに戻す。
●融合:手札のモンスター1体を特殊召喚する。
●S:デッキのモンスター1体をデッキの一番上に置く。
●X:デッキから1枚ドローし、その後手札を1枚捨てる。

こちらも混沌の場と同様なんですが、セフィラは普通に大会とかでも見かけるのでこっちよりも混沌の場の方が良いかもしれません。

魔法族の里

フィールド魔法
(1):自分フィールドにのみ魔法使い族モンスターが存在する場合、
相手は魔法カードを発動できない。
(2):自分フィールドに魔法使い族モンスターが存在しない場合、
自分は魔法カードを発動できない。

地味にやばいんじゃないかと思っているのが魔法族の里。

こちらが魔法使い族主体のデッキであれば普通に自分で発動すれば相手が魔法使いを出せなければ魔法を封じることが可能。
盆回しで送りつけても表にしてしまうと魔法使いを場に置いておかねば魔法カードが使えないという制約を押し付けることができるので比較的採用しやすい一枚と言えます。

チキンレース

フィールド魔法
(1):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
相手よりLPが少ないプレイヤーが受ける全てのダメージは0になる。
(2):お互いのプレイヤーは1ターンに1度、
自分メインフェイズに1000LPを払って以下の効果から1つを選択して発動できる。
この効果の発動に対して、お互いは魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。
●デッキから1枚ドローする。
●このカードを破壊する。
●相手は1000LP回復する。

盆回しと言えば?と聞けば大概このカードが頭に出てくるのではないでしょうか?

ドローソースとして使い勝手がよく短期決戦型の相手を無理やり中~長期戦に持ち込ませる制約もグッドです。
また送りつけても次のターンが返ってくれば自分もドローできるので結局一枚は返ってくるというおまけつき。

[汎用魔法]盆回しの使い方と相性が良い、相手に送りつけたいフィールド魔法を5つを解説[初心者必見] まとめ

今回は”盆回しの使い方と相性が良い、相手に送りつけたいフィールド魔法を5つ”についてお話しました。

基本的に盆回しを発動できた時点で目的のフィールド魔法にアクセスできている訳でこの時点でアドバンテージを得ており、そこから更に相手に押し付ける理不尽で更に差を広げていきます。

ただし押し付けるということは素引きしてしまうというリスクを抱えるのでアクセス手段を増やすリターンとリスクは考えなければなりません。

その点魔法使い主体なら里は素引きしても強いですし、チキンレースもターンが返ってくればこちらも使えるので比較的事故になりづらいです。

みなさんは盆回しで何を押し付けますか?

みなさんの参考になれば幸いです。