どうも不自由なYPです。今回は”遊戯王におけるカジュアルデッキは好きなテーマを組めばOKな理由とデッキパワー、妨害の有無”についてお話していきたいと思います。
遊戯王は1万種類を超えるカードプールで様々な楽しみ方が存在するカードゲームです。その中でも環境テーマ、要するに勝つためのデッキを大会デッキやガチデッキ、環境デッキと表現しますが、それに対して”遊ぶこと・楽しむこと”を目的としたデッキチョイス、またはデッキを”カジュアル”と表現することがあります。
今回はそのカジュアルデッキで問題となる”デッキパワー”について考えていきたいと思います。
何故問題になるかというと、このデッキパワーなるものが合っていないから「カジュアルデッキで遊びましょう」となって対戦したところ一方的な対戦、要するに”何もできずにボコボコにされる”ことが問題と言われるわけですね。
結論から言うと僕はこのデッキパワーってやつはあてにしちゃいけないと思っています。各々が思い描く”強い”と”カジュアル”の定義が違うのだから仕方ないとも。
僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりまし\た。
そんな僕が解説していきます。
気になること
- カジュアルなデッキを組みたいのだけれど、どうすればいいんだろう?
- デッキパワーってどう合わせればいいんだろう?
- 妨害や耐性、除去、無効は構えない方がいいのかな?
この記事を読んで得られること
カジュアルデッキは好きなテーマを組めばOKな理由
今回記事を書くにあたって意識して読んでほしい人がいて、それが「カジュアルデッキを組むのにデッキパワーを押さえていろんな人に合わせたデッキを組まないといけないんだよな、「じゃあどういうデッキをくめばいいのかな?」という疑問をグーグルに打ち込む際に「カジュアル デッキパワー」だとか「遊戯王 カジュアルデッキ 組み方」だとかで検索する人に対してこの記事がアップされるように記事を書いています、ちょっとメタっぽいことを書きましたが、僕はそういう検索意図の人にぜひ言いたいことがあってそれは
カジュアルデッキはあなたが好きなテーマ・デッキを組めばOKですよ
ということです。
何故なら冒頭にも書きましたが、カジュアルデッキの概念やデッキパワーといった概念の共通認識や定義が存在しないので、カジュアルデッキなんてものは自分の好きなテーマ・デッキ、好きそうなイラストやデザイン、モンスターの動きなどで決めればOKです。
僕が強いてあげるなら現在のCSや公認大会で頻繁に目にするテーマ以外であれば「それ環境ですよね」とは言われないと思います。
オススメのカジュアルテーマはざっくりしていますが、アニメで活躍したテーマだと新規ももらえますし、アニメの話などもできるのでオススメです。
デッキパワーの合わせ方・考え方について
そもそもデッキパワーってなんだ?
デッキパワーと聞いて連想するものってなんですか?
例えば僕が連想するものとして
- 拮抗した勝負で盤面作られても捲り、こちらも作っては捲られる状態
みたいなことを連想します。
しかし、これは環境テーマにも同じような状況もありますよね、カジュアルや環境デッキにかかわらず、こういった”やりとり”というのは存在します。
僕が考えるデッキパワーとは妨害やリソースを構え、返しのターンにキルが取れるのか?永続的な妨害が存在するのか?無効妨害は?フリーチェーンで除去は可能か?など、複合的に考えねばならず、デッキ内の一枚でそのパワーは大きく変わるものと認識しています。故にデッキパワーを合わせるというこよは途方もなく難しいのです。
デッキパワー問題はコミュニケーション問題だと思っている
しかし、この合わせることが難しいデッキパワーのすり合わせに失敗すると自称カジュアル層やファン層(自称とは比喩で僕は一種のコミュ障だと思っている)の人たちで文句を垂れ流す人はこういう訳ですね
「カジュアルでいきますといわれたのに一方的に蹂躙された」
「カジュアルでと言ったのに元環境テーマを使われた」などとのたまうのです。
手札誘発なしでと言われて手札誘発を使われたら「おや?」とはなるものの上述したようにあ強さの基準などは相手次第なわけで、そこに相手のプレイスキルもあるわけですよね。
「じゃあ使うテーマをきけばいいじゃない」という人もいるんですけど、あまりにも野暮ではないですかね。僕はちょっとできないことです。
僕はこのデッキパワーや使うテーマで一言に「対話拒否された」というのはあまりにもコミュニケーションが取れていないと思っていて、遊戯王はコミュニケーションあってのものなので相手に何を使われようとも、どんと構えて迎え撃ちつつやりとりをするべきだと思います。
カジュアルだから妨害はしない・するについて解説
カジュアルだから妨害とかは少な目で、やりとりある勝負がしたいと思うのも理解できるのでその調整や妨害の質や永続的な妨害などをするかどうか?は個人で決めればいいと思います。
例として僕が組んでいるカジュアルテーマがあってそれがイビルツインです。
上の記事を見てもらえばわかるんですが、このデッキ構築では誘発も罠も積んでいて妨害の数はしっかり確保できてるんですよね。
それでも僕がカジュアルであると言い張る理由がイビルツインの基本展開が「1枚ドロー+1枚破壊」なのでそこまで相手に干渉せず、自分の手札が一枚増えるだけなのでかなり控えめなのでこれはカジュアルだと判断しています。
人によっては「それは強すぎるんじゃない?」などと言われることもあるかもですが、実際対面してどのようなテーマを相手にしてもイビルツインが強すぎたことは一度もなく、また一度も強すぎるといわれたことがありません。経験からこれはカジュアル範囲だろうと判断、あくまで一例ですがこんな認識です。
さて、カジュアルでは妨害が好ましくない風潮ですが、僕はそんな風潮はおかしいと思っているので最初の方に「カジュアルデッキは自分の好きなテーマとかで決めればOK」という話をしたようにそのテーマの妨害があるなら使ったほうがいいし、全力でやった方がいいと思っています。逆にできることをしないのは相手にも失礼だし、せっかく自分で組んだデッキを手加減でつまらないことにするのは自分の精神衛生上良くないと僕は思っています。正直初心者でもなければ手加減を求めてくるのはちょっとどうかとも。
デッキの調整段階での妨害の質や数の調整はありですが、いざ配られた手札の中で出来うる全霊で遊ばないと結局つまらなくなっていまうのでテーマ内の妨害や動きはしっかり通して楽しめるようにしましょう。
遊戯王におけるカジュアルデッキは好きなテーマを組めばOKな理由とデッキパワー、妨害の有無 まとめ
僕の思想的には大会ガンガンでて勝ちまくりたい!!という思想というよりも楽しみたい方です。
もちろん大会に出て結果を出したいという考えもありますが、基本的には自分の組んだテーマを最大限に生かして戦いたいし、あわよくば自分の好きなテーマで大会で結果を残したいとも。
そういった意味ではカジュアル寄りですが、最近の自称カジュアル遊戯王派はどうにも手加減してほしい人が多いように思われ「自分のしたい動きを通すためにどうするのか?」→「通すためのプランやカードチョイスを考える」が本来の楽しみ方だと思っていたのですが、自称カジュアルは「自分のしたい動きを通したいから相手に動きを制限してもらって通す」ということが散見されます、結局”自分のしたいことだけを通す”だけのコミュ障であり、それをやりとりだと勘違いしているんですよね。
今回の記事をまとめると
カジュアルデッキの組み方は自分の好きなように組めばOK、そもそもデッキパワーなんて基準も定義もないものに縛られる必要はないよ、強いて言うなら現時点での環境テーマは避けたほうがいいかも、妨害はそのテーマを生かすならしっかりとやった方がいいよ、じゃないとそのテーマを組んだ意味がないからね。って感じです。
きちんとコミュニケーションをとって紳士的なカジュアル遊戯王をみんなで楽しみましょう!