どうも不自由なYPです。今回は”遊戯王における代表的な8つ耐性と突破方法と最高の耐性”効果を受けない”と”発動した効果を受けない”の違い”についてお話していきたいと思います。
遊戯王において妨害と同じくらい大切な守り”耐性”についてです。
耐性は盤面の硬さ、つまり突破されにくさを意味しライフをとられにくくなるわけですね。今回は8種類あるのでそれらを解説していきたいと思います。
僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりました。
そんな僕が解説していきます。
気になること
- モンスターを効果破壊しようとしたら破壊できなかったんだけど、どういうこと?
- なぜか相手のフィールドのカードを対象にとれなくて困った
- 効果を受けないと発動した効果を受けないの違いがわからない
この記事を読んでわかること
遊戯王における代表的な8つ耐性と突破方法
耐性の代表的なものをピックアップ
戦闘破壊耐性
ヴァレルソード・ドラゴン
リンク・効果モンスター
リンク4/闇属性/ドラゴン族/攻3000
【リンクマーカー:上/左/左下/下】
効果モンスター3体以上
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):1ターンに1度、攻撃表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示にする。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
この効果の発動に対して相手は効果を発動できない。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(3):1ターンに1度、このカードが表側表示モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。
ターン終了時まで、このカードの攻撃力はそのモンスターの攻撃力の半分アップし、
そのモンスターの攻撃力は半分になる。
シンプルながら強力
しかし耐性の中では少し心許ない耐性と言えます。
戦闘に負けないは殴り負けないということで対面するとわかりますが厄介。
逆に耐性は戦闘にしかないので効果破壊などで対処可能、
効果破壊耐性
混沌の戦士 カオス・ソルジャー
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/戦士族/攻3000
【リンクマーカー:左下/上/右下】
カード名が異なるモンスター3体
(1):このカードがレベル7以上のモンスターを素材としてL召喚している場合、
このカードは相手の効果では破壊されず、相手はこのカードを効果の対象にできない。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊した時、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このカードの攻撃力は1500アップする。
●このカードは次の自分ターンのバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
●フィールドのカード1枚を選んで除外する。
非常にポピュラーな耐性であり、かなり硬い耐性です。多くの除去は破壊に頼ることが多く、その耐性があるだけでも十分強力な耐性と言えます。
戦闘破壊が狙えますが3000打点は中々高い壁といえるので破壊以外の除去はできるので効率よく処理を狙いましょう。
対象耐性
ガーディアン・キマイラ
融合・効果モンスター
星9/闇属性/獣族/攻3300/守3300
カード名が異なるモンスター×3
このカードは手札と自分フィールドのモンスターのみを
それぞれ1体以上素材とした融合召喚でのみEXデッキから特殊召喚できる。
このカードの(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが魔法カードの効果で融合召喚に成功した場合に発動できる。
手札で融合素材としたカードの数だけ自分はデッキからドローし、
フィールドで融合素材としたカードの数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊する。
(2):自分の墓地に「融合」が存在する限り、このカードは相手の効果の対象にならない。
相手の効果の対象にならない耐性もまた非常に強力で効果破壊耐性くらい強く強固
対象に取られないということだけでもアドバンテージで破壊のみならず除外やバウンスも受けないのは魅力です。
対象耐性の王道突破は”選んで処理”もしくは戦闘破壊です。
対象に取る効果しかうけない耐性
閉ザサレシ世界ノ冥神サロス=エレス・クルヌギアス
リンク・効果モンスター
リンク5/光属性/悪魔族/攻3000
【リンクマーカー:上/右上/右/下/右下】
効果モンスター4体以上
このカードをリンク召喚する場合、相手フィールドのモンスターも1体までリンク素材にできる。
(1):このカードがリンク召喚に成功した場合に発動できる。
相手フィールドの全ての表側表示モンスターの効果は無効化される。
(2):リンク召喚したこのカードは、このカードを対象とする効果以外の相手の発動した効果を受けない。
(3):1ターンに1度、墓地からモンスターを特殊召喚する効果を含む、
魔法・罠・モンスターの効果を相手が発動した時に発動できる。
その発動を無効にする。
非常に珍しい耐性ですが環境デッキにも採用されているカードなので紹介しておきます。
要するにサンダーボルトでは破壊されないですが、精神操作などでは簡単にやられてしまいます。
とはいえ打点も高く蘇生効果へのメタもできるので馬鹿にできないモンスターです。
リリースされない耐性
闇黒の魔王ディアボロス
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが手札・墓地に存在し、自分フィールドの闇属性モンスターがリリースされた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
相手はこのカードをリリースできず、効果の対象にもできない。
(3):自分フィールドの闇属性モンスター1体をリリースして発動できる。
相手は手札を1枚選んでデッキの一番上または一番下に戻す。
このモンスターも対象耐性をもっていますが、中々珍しいリリース耐性を持っています。
戦闘・効果破壊は可能なので脆いといえば脆い耐性です。
除外されない耐性
氷水啼エジル・ギュミル
シンクロ・効果モンスター
星10/水属性/水族/攻3000/守1500
水属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分・相手ターンに発動できる。
このターン、自分フィールドの表側表示モンスターは相手の効果では破壊されず、相手の効果では除外できない。
相手の効果の発動にチェーンしてこの効果を発動し、その同名カードが相手のフィールド・墓地に存在する場合、
さらにその同名カードを全て除外できる。
(2):このカードが墓地に存在し、相手の効果でカードが除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
除外できない耐性ですが、あまり環境で見かける耐性ではないですね。
効果を受けない耐性
No.86 H-C ロンゴミアント
エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)
ランク4/闇属性/戦士族/攻1500/守1500
戦士族レベル4モンスター×2体以上(最大5体まで)
(1):相手エンドフェイズに発動する。
このカードのX素材を1つ取り除く。
(2):このカードのX素材の数によって、このカードは以下の効果を得る。
●1つ以上:このカードは戦闘では破壊されない。
●2つ以上:このカードの攻撃力・守備力は1500アップする。
●3つ以上:このカードは他のカードの効果を受けない。
●4つ以上:相手はモンスターを召喚・特殊召喚できない。
●5つ以上:1ターンに1度、発動できる。
相手フィールドのカードを全て破壊する。
素材が3つ以上の時に付与される効果でほかのカードの効果を受けないという耐性。
実際この耐性が遊戯王においては最強です。
あらゆる効果を受けつけないので戦闘かリリースといった除去しかないですね。
発動した効果を受けない耐性
サイコ・エンド・パニッシャー
シンクロ・効果モンスター
星11/光属性/サイキック族/攻3500/守3500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):自分のLPが相手のLP以下の場合、S召喚したこのカードは相手が発動した効果を受けない。
(2):1ターンに1度、1000LPを払い、
自分フィールドのモンスター1体と相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
(3):自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動できる。
このカードの攻撃力は、お互いのLPの差の数値分アップする。
発動した効果をうけないというものですが、これもめちゃくちゃ強いです。
効果を受けない耐性と比較すると若干弱いですがそれでも大抵の効果は受け付けないので強力なことに変わりはないです。やはりリリースや戦闘破壊、あとは永続効果などで耐性を無効にしたりする対処方法があります。
”効果を受けない”と”発動した効果を受けない”は別物なのでカードで具体的にわかりやすく解説
似たような効果の二つですがかなり大きな違いが存在します。
効果を受けない耐性と発動した効果を受けない耐性の大きな違い
先ほどのロンゴミアントとサイコ・エンド・パニッシャーの2枚は発動を伴うかどうかの違いがあります。
効果を受けないとは前述のように”あらゆる効果を受けない”のですが発動した効果を受けないというのは永続効果や効果発動後に処理されるようなカード、例えばスキルドレインや大捕り物といった永続的に対象に取るカードなどはその効果を受けてしまうという弱点があります、また発動した効果がメインフェイズした効果の処理がエンドフェイズになった場合も効果を受けます。
遊戯王における8つ耐性と突破方法と”効果を受けない”と”発動した効果を受けない”の違いをわかりやすく解説 まとめ
今回は”遊戯王における代表的な8つ耐性と突破方法と最高の耐性”効果を受けない”と”発動した効果を受けない”の違い”についてお話しました。
耐性はモンスターがそもそも持っているパターンと付与する効果もあります。
御巫なんかはその代表的な耐性で戦うテーマみたいなもんですし、マスカレーナや装備カードによる付与なんかもありますね。
今回は以上です。