どうも不自由なYPです。今回は”ドロール&ロックバードの有効な使い方と相性のいいカードを解説”についてお話していきたいと思います。
遊戯王を遊ぶにあたって重要な要素である手札誘発、その中でも汎用性の高いカードとして挙げられるドロール&ロックバードを今回は解説していきます。
ドロール&ロックバードは初心者なら必ず3枚は確保しておいた方がいいモンスターです。
ドロール&ロックバードは適用されたターンにお互いに強力な制約が発生するカードですのでメタとしてかなり有効なカードと言えます。
そのほかの手札誘発はこちらを参考にしてください。
僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりました。
そんな僕が解説していきます。
気になること
- ドロール&ロックバードの上手な使い方が知りたい
- ドロール&ロックバードを使う上で注意すべき点が知りたい
- ドロール&ロックバードを対策する方法やカードが知りたい
- ドロール&ロックバードと相性の良いカードが知りたい
この記事を読んで得られること
ドロール&ロックバードのテキスト解説
【 効果モンスター 】
星 1 / 風 / 魔法使い族 / 攻0 / 守0相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合、このカードを手札から墓地へ送って発動する事ができる。このターン、お互いにデッキからカードを手札に加える事はできない。この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
フリーチェーンで発動でき、相手がドローフェイズ以外でデッキからカードを手札に加えた場合にコストでこのカードを墓地へ送り発動、お互いにこのターンデッキからカードを手札に加えることができなくなる効果を適用します。
[rakuten id=”toretoku:10487170″ kw=”遊戯王 ドロール&ロックバード”]ドロール&ロックバードの上手な使い方
まずはドロール&ロックバードを使うにあたって心がけると良いポイントをピックアップ
相手がサーチやドローを繰り返すテーマならサイドから入れたい
ドロール&ロックバードの真価はやはりデッキから手札に移動するカードを1度は許すもののそれ以降はすべてとめてくれるところにあります。
類似効果を持つ手札誘発として灰流うららが存在しますが、灰流うららで止められるのは一度のみでドロール&ロックバードは相手がカードを手札に加えた処理後に発動し以降手札に加えられなくする効果です、圧倒的に仕事の量が違います(灰流うららはデッキから特殊召喚や墓地送りにも対応するので役割の幅が違うので一概に比較はできないものの)
なので、相手が”デッキからやたらカードを手札に加えるテーマ・デッキ”であれば率先して採用したいところ
実は適用された増殖するGのドローを止めることができる
増殖するGを止めるカードと言えば、前述の灰流うららもそうですし、指名者の2種もそうですよね。
ただドロール&ロックバードでも増殖するGを対策することが可能で、増殖するGが適用されたあとに特殊召喚した際に相手が1枚ドローしたタイミングでドロール&ロックバードを発動すると相手のドローが止まります。1枚のドローは許してしまうものの自分の展開で相手の手札が増え続けるということはなくなるわけですね。めちゃくちゃ強力な使い方だと思います。
ドロール&ロックバードを使う上での注意点
ドロール&ロックバードを使う上での注意点をピックアップ
自分にも効果が適用されることを忘れてはいけない
ドロール&ロックバードはお互いに適用される効果なので前述のように
自分ターンで相手が増殖するGを発動してきて展開を邪魔されそう
一度特殊召喚し相手にドローさせたタイミングでドロール&ロックバードを発動した
これで相手の増殖するGの効果でドローは止まったので展開しても大丈夫
だと思ってもその展開途中で発生するドローやサーチは行えないので注意しましょう。
使う際はドローやサーチをなるべく行わないルートなどを開拓して手札以外にリソースを構えましょう。
手札から”墓地へ”送る必要がある
ドロール&ロックバードは手札から墓地へ送る必要があり、ディメンション・アトラクターや次元の裂け目といったモンスターやカードが墓地へ送られず除外されるような状況では発動すらできないので注意が必要です。
手札誘発には手札から捨てるタイプと墓地へ送るタイプが存在しますのでテキストを見る際にはよく確認したほうがいいです。
ドロール&ロックバードを対策する方法やカード
ドロール&ロックバードを対策する方法とカードについて
ドロール&ロックバードの対策方法
ドロール&ロックバードの対策方法として挙げられるのが
- ドローやサーチを控える展開を覚える
ですね。
メインの動きでドローやサーチが多発するテーマ・デッキであるなら必ずドロール&ロックバードを打たれたあとの動きを覚えておく必要があります。
ドローやサーチを控える展開を覚える
例えば速攻魔法でサーチを行うようなカードがあればドロール&ロックバード対策方法としてドローフェイズ中に発動してしまえば一旦その場でドロール&ロックバードを打たれることはありません。
また効果処理で手札か墓地へ送るみたいなテキストがあるカードを採用しているなら墓地から手札に回収するルートや方法があるならそういった”迂回”を覚えておくと本命のドローやサーチを通せる確率をあげることもできます。
ドロール&ロックバードの対策するカードについて
ドロール&ロックバードを対策するのに汎用性が高くサイドなどから採用しやすいカードをピックアップ
墓穴の指名者
速攻魔法(準制限カード)
(1):相手の墓地のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。
次のターンの終了時まで、この効果で除外したモンスター及び
そのモンスターと元々のカード名が同じモンスターの効果は無効化される。
ドロール&ロックバードのみなら手札誘発や相手の墓地のモンスターを除外できるので妨害としても機能するのでぜひ採用したいカード
抹殺の指名者
速攻魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):カード名を1つ宣言して発動できる。
宣言したカード1枚をデッキから除外する。
このターン中、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。
墓穴の指名者と使用方法は近いものの、抹殺の指名者はデッキに同名カードがないと発動できないのでドロール&ロックバードを無効にしたいのであれば自分のデッキにもドロール&ロックバードを採用しなければいけません。
ドロール&ロックバードと相性のいいカードやテーマ
ドロール&ロックバードを使うにあたって相性の良いカードやテーマをピックアップ
オルフェゴールなどの手札にカードを加えないテーマ
遊戯王には様々なテーマやカードが存在します、その中でも中々に珍しいのがメインの展開中にデッキからサーチやドローを行わないテーマが存在することです。
その代表としてはオルフェゴールが挙げられます。そのほかにもサーチやドローが展開に絡まないテーマもあるのですが僕が知っているならオルフェゴールくらい。
オルフェゴールは墓地・除外・フィールドをぐるぐるするテーマで肝心のフィールド魔法も「セットする」効果となっておりとことんドロール&ロックバードを踏まない仕様になっています、また展開するテーマなので相手の増殖するGを重く受けるのですがドロール&ロックバードを投げれば解決するのでめちゃくちゃ相性がいいです。
天盃龍
天盃龍もドロール&ロックバードをメインから採用できるほどに相性がいいですね。例えばフィールド魔法の盃満ちる燦幻荘はサーチですが、天盃龍パイドラはセットするかサーチなのでこの辺を上手く使いこなすことでドロール&ロックバードをケアすることも可能です。
ドロール&ロックバードの有効な使い方と相性のいいカードを解説[初心者必見] まとめ
今回は”ドロール&ロックバードの有効な使い方と相性のいいカード”についてお話しました。
お互いに効果が及んでしまうドロール&ロックバードは相手のデッキを知り尽くしたうえで発動するタイミングなどを計らねばならず汎用性が高いカードの中でも経験や知識を求められる玄人向けのカードではあります。しかしこのカードを使いこなせれば数あるテーマの動きを不完全燃焼にすることができるのでキルも取りやすくなります。
中々難しいカードではありますが、まずは使って練習しましょう!
ほかにも汎用性が高いカードなどを解説しているのでそちらもどうそ。
今回は以上です。