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原始生命態ニビルの有効な使い方と注意点、対策方法や相性のいいカードを解説

どうも不自由なYPです。今回は”原始生命態ニビルの使い方と対策方法”についてお話していきたいと思います。

遊戯王で展開すること、少なくとも5回の特殊召喚なんて日常茶飯事なわけですがそこに一つの終止符を打つのが原始生命態ニビルという存在、手札誘発という性質上存在そのものが展開系テーマに畏怖を抱かせる、そんなカードを解説していきたいと思います。

使うと気持ちいいんよ。。。

ほかの手札誘発はこちらを参照してください

僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりました。

そんな僕が解説していきます。

気になること

  1. 原始生命態ニビルを投げるタイミングが難しくていつの間にかモンスター効果無効を立てられて打てなくなっているからどうしたらいいのかわからない。
  2. 展開するデッキを使っているときに原始生命態ニビルを使われないか心配
  3. 原始生命態ニビルの効果処理でわからないことがある。

この記事を読んで得られること

  • 原始生命態ニビルを有効に使う方法について解説します。
  • 原始生命態ニビルと向き合う、対策カードと方法を解説します。
  • 原始生命態ニビルの効果処理や裁定について解説します。

原始生命態ニビルを使うならテーマへの理解を深めよう。とりあえず使うのも有効

原始生命態ニビルのテキスト確認

効果モンスター
星11/光属性/岩石族/攻3000/守 600
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手が5体以上のモンスターを召喚・特殊召喚したターンのメインフェイズに発動できる。
自分・相手フィールドの表側表示モンスターを可能な限りリリースし、このカードを手札から特殊召喚する。
その後、相手フィールドに「原始生命態トークン」(岩石族・光・星11・攻/守?)1体を特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この効果でリリースしたモンスターの元々の攻撃力・守備力をそれぞれ合計した数値になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

すべてを無に帰す恐ろしいことを書いてますね。

フィールドの表側表示モンスターはリリースですが、裏側は生き残るあたり『日の光も浴びれないやつは死すら与えられない』ということなのか、陰キャな僕は震えています。

5体目の召喚特殊召喚成功時に打つのも手

原始生命態ニビルの有効な使い方として前提はやはり相手のテーマの理解が重要でどのタイミングで打つことで貫通されないのか?また無効モンスターを立てる前なのか?が重要なポイントなわけですが、初見のテーマとかだと『いつ投げればいいんだよ!!』となると思うんですよね、もしここでそのターンにEXから特殊召喚するモンスターの属性や種族を縛る制約もなくリンク4が出せる状態だとすんなりアポロウーサで原始生命態ニビルをケアされてしまうわけで、マストカウンターの理解ができていないなら原始生命態ニビルぶん投げてOKです。もちろん貫通されることもあるでしょうが、投げないでいつの間にかケアされているよりもケアされる前に潰しておく方がいいと思います、思い切り大事。

マストカウンターの理解が重要

先ほども書きましたが原始生命態ニビルはメイン・サイドから用意するにしても想定されるテーマのマストカウンターの理解が重要で特に原始生命態ニビルはケア方法もテーマによっては間に合っていなかったり、そもそも対策するカードがかなりピンポイントなこともあり環境次第では使いやすいカードでもあり、相手が投げられたら嫌なポイントをしっかりと理解しておくことが重要。

これはどのような手札誘発にも言えることなの備えあれば憂いなしといううやつですね。

原始生命態ニビルをケアする方法は少ない、デッキ選択から考え直した方がいいかもしれない。

原始生命態ニビルを対策するカードはあるにはあるのですがかなりピンポイントでかつ、そのカードを使用するにも条件があったりと心許ないのが本音です、カードに頼るよりも原始生命態ニビルを嫌うならデッキチョイスから考え直した方がいいかもしれません、もしくは原始生命態ニビルを受けても貫通できるようなデッキを選ぶのもありですね。

原始生命態ニビルの対策カードをピックアップ

抹殺の指名者

速攻魔法(制限カード)
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):カード名を1つ宣言して発動できる。
宣言したカード1枚をデッキから除外する。
このターン中、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。

抹殺の指名者はカード名を宣言しデッキから同名カードを除外することで無効にする効果。

墓穴の指名者と違い、魔法罠に対しても有効であり、墓地へ送られないモンスターなどについても効果無効を狙える効果となっています。原始生命態ニビルなんかも墓地へ行かないから有効。

とはいえ、このカードは制限カードでしかも自分のデッキにも原始生命態ニビルを入れておかないとケアできない(しかも初手にピン挿しの原始生命態ニビルなんて引いてたら目も当てられない)ので心許ないです。

原始生命態ニビルをケアする方法

シンプルに5回目の特殊召喚以内にモンスター効果を無効にできるモンスター、前述のアポロウーサを用意したりすることでケアが可能、また原始生命態ニビルを打たれる前にピーピングハンデスで相手の手札から消し去るといった方法もあります。

そもそも5回召喚・特殊召喚しないデッキをチョイスする

僕が思うに原始生命態ニビルの登場はその存在自体が抑止力として働くという性質上、このカードが登場して以降僕は中途半端に展開するテーマを握る気がなくなってしまったのが本音ですね。

なので召喚・特殊召喚を1~3回くらいして魔法罠をサーチしてエンドするようなテーマに傾向しています、増殖するGの受けもいいから全然僕は納得しています。

原始生命態ニビルが効果処理時に手札から移動した場合や増殖するGをチェーンされた場合について

原始生命態ニビルはこれまでの手札誘発と少し気色が違うので効果処理に際して戸惑うこともあるかと思われるので頻発する効果処理をここで解説しておきます。

原始生命態ニビルの効果に増殖するGをチェーンされた場合

結論から言うと原始生命態ニビルの効果に増殖するGをチェーンされると2枚ドローの扱いとなります。理由としては原始生命態ニビルの特殊召喚で1枚、ニビルトークンの特殊召喚で1枚という扱いですね。同時の処理ではなくフィールドの表側のモンスターをリリースし自身を特殊召喚してから、トークンの生成となるので2度特殊召喚したことになります。

なので2枚ドローです、頻発するので覚えておきましょう。

原始生命態ニビルの効果処理時に手札ではなく、墓地や除外ゾーン、デッキにいる場合

原始生命態ニビルの効果を無効にするわけではなく、手札の原始生命態ニビルを破壊したり、除外したりして原始生命態ニビルが手札から存在しなくなった時の処理ですが、結論から言うとフィールドのモンスターをリリースするだけの処理になります。

これは先ほどの解説でもあったように、原始生命態ニビルはリリース→自身特殊召喚→トークン生成というステップがあるのでリリースまでは処理できるのですが手札からいなくなった原始生命態ニビルを特殊召喚することはできないのでリリースのみでトークン生成もしないという処理です。

こういうカードもあるのでリリースだけはできる(される)という認識でOKです。

[汎用手札誘発]原始生命態ニビルの使い方と対策方法を解説[初心者必見] まとめ

今回は”原始生命態ニビルの使い方と対策方法”についてお話しました。

効果的に使うにはやはりマストカウンターの理解が重要で、対策するには少し厄介なカードなのでそもそものデッキチョイスから考えるか、ケアルートの開拓、もしくは貫通するルートの開拓をして原始生命態ニビルにリリースされても妨害やワンキルができるようなプレイを心がけるしかないですね。

また裁定についても最低限ここを押さえていれば支障ないと思われるものをピックアップしているので特殊なやつはまたコメントやXのリプとかで教えてください。

今回は以上です!

ほかにも汎用性が高いカードなどを解説しているのでそちらもどうそ。