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[エルドリッチ]の優勝デッキレシピと回し方、対策方法や相性のいいカード[マスターデュエル]

どうも不自由なYPです。今回は”[エルドリッチ]の優勝デッキレシピと回し方、対策方法や誘発の投げ方など”についてお話していきたいと思います。

マスターデュエルでもエルドリッチが実装されているので参考にしてください。

僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりました。

そんな僕が解説していきます。

気になること

  1. [エルドリッチ]を組みたい強いデッキレシピを知りたい
  2. [エルドリッチ]を組んでみたけど展開ルートとか知りたい
  3. [エルドリッチ]の強みとか弱点を知りたい
  4. [エルドリッチ]を対策する方法とかカードを知りたい。

この記事を読んで得られること

  1. [エルドリッチ]の優勝デッキレシピをピックアップ。
  2. [エルドリッチ]の基本展開ルートを解説します。
  3. [エルドリッチ]の強さと弱点について解説します。
  4. [エルドリッチを対策する方法とカードを解説します。
目次

そもそも[エルドリッチ]ってどんなテーマ?

2020年3月7日発売のデッキビルドパック シークレット・スレイヤーズにて登場した光属性・アンデット族のエルドリッチと魔法・罠を主体として構成されるテーマ。

黄金卿エルドリッチがフィールドに存在する場合に追加効果が狙える永続罠モンスターで相手盤面・墓地に干渉したりステータス変動させたりできるテーマで、その永続罠から次のリソースを蓄えることができるので息切れがしにくいテーマです。

また手札・墓地で使えるエルドリッチの効果で相手盤面の干渉&自分の永続魔法や永続罠を墓地へ送ることができるのでロック盤面を自分で作っても解除が容易なのも大きな魅力。

また、構築については40枚構築か芝刈りや名推理を採用した60枚構築などもあります。

[エルドリッチ)]の優勝デッキレシピをピックアップ

[エルドリッチ]のカードを見てみよう

黄金卿エルドリッチ

【 効果モンスター 】
星 10 / 光 / アンデット族 / 攻2500 / 守2800

このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:手札からこのカードと魔法・罠カード1枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを墓地へ送る。②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの魔法・罠カード1枚を墓地へ送って発動できる。このカードを手札に加える。その後、手札からアンデット族モンスター1体を特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したモンスターは相手ターン終了時まで、攻撃力・守備力が1000アップし、効果では破壊されない。

エルドリッチテーマにおける唯一のモンスター

①の効果は手札の魔法・罠と自身を墓地へ送ることでフィールドのカードを墓地へ送る効果

②はフィールドの魔法・罠カードを1枚墓地へ送ることで墓地から自身を手札に加え、手札からアンデット族モンスターを特殊召喚する効果、この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃力が1000アップし、効果破壊耐性が付与されます。


呪われしエルドランド

【 永続魔法 】

このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。①:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、自分はアンデット族モンスターでしか攻撃宣言できない。②:800LPを払って発動できる。デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を手札に加える。③:このカードが魔法&罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「エルドリッチ」モンスター1体または「黄金郷」魔法・罠カード1枚を墓地へ送る。

エルドリッチにおけるエンジンカード

①は永続効果でこのカードが存在する限り、アンデット以外で攻撃できない制約が発生する

②は起動効果で800ライフを払うことでデッキからエルドリッチか黄金郷魔法・罠カードをサーチ

③はこのカードが魔法・罠ゾーンから墓地へ送られた場合に発動できる効果でデッキからエルドリッチか黄金郷魔法・罠カードを墓地へ送る効果

紅き血染めのエルドリクシル

【 通常罠 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分のデッキ・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

①はデッキ・墓地からエルドリッチを特殊召喚する効果、エルドリッチが既にフィールドに存在する場合はデッキ・墓地からアンデット族モンスターなんでも特殊召喚できる効果、なおこの効果を使うとこのターンはアンデット族モンスターしか特殊召喚できなくなります。

②の効果は墓地のこのカードを除外し、デッキから黄金郷魔法・罠カードをセットする効果


黒き覚醒のエルドリクシル

【 通常魔法 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:手札・デッキからアンデット族モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。②:墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

①はデッキ・手札からエルドリッチを特殊召喚する効果、エルドリッチが既にフィールドに存在する場合はデッキ・手札からアンデット族モンスターなんでも特殊召喚できる効果、なおこの効果を使うとこのターンはアンデット族モンスターしか特殊召喚できなくなります。

②の効果は墓地のこのカードを除外し、デッキから黄金郷魔法・罠カードをセットする効果

白き宿命のエルドリクシル

【 速攻魔法 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:自分の手札・墓地からアンデット族モンスター1体を選んで特殊召喚する。自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在しない場合には、この効果で「エルドリッチ」モンスターしか特殊召喚できない。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。②:自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「黄金郷」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

①は手札・墓地からエルドリッチを特殊召喚する効果、エルドリッチが既にフィールドに存在する場合は手札・墓地からアンデット族モンスターなんでも特殊召喚できる効果、なおこの効果を使うとこのターンはアンデット族モンスターしか特殊召喚できなくなります。

②の効果は墓地のこのカードを除外し、デッキから黄金郷魔法・罠カードをセットする効果

黄金郷のコンキスタドール

【 永続罠 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードは発動後、通常モンスター(アンデット族・光・星5・攻500/守1800)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。自分フィールドに「黄金卿エルドリッチ」が存在する場合、さらにフィールドの表側表示のカード1枚を選んで破壊できる。②:自分・相手のエンドフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「エルドリクシル」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

エルドリクシルカードの②の効果からセットしたり、エルドランドからサーチしたりするカード

①の効果は自身を罠モンスターとして特殊召喚する効果で、エルドリッチがいる場合の追加効果でフィールドのカードを選んで破壊できる効果

②はお互いのエンドフェイズに墓地から除外して発動、デッキからエルドリクシルカードをセットする効果

黄金郷のワッケーロ

【 永続罠 】

このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。①:このカードは発動後、通常モンスター(アンデット族・光・星5・攻1800/守1500)となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。自分フィールドに「黄金卿エルドリッチ」が存在する場合、さらに自分・相手の墓地のカード1枚を選んで除外できる。②:自分・相手のエンドフェイズに墓地のこのカードを除外して発動できる。デッキから「エルドリクシル」魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。

①の効果は自身を罠モンスターとして特殊召喚する効果で、エルドリッチがいる場合の追加効果で墓地のカードを選んで除外できる効果

②はお互いのエンドフェイズに墓地から除外して発動、デッキからエルドリクシルカードをセットする効果

永久に輝けし黄金郷

【 カウンター罠 】

このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。①:自分フィールドに「エルドリッチ」モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースして発動できる。その発動を無効にし破壊する。

サーチできるカウンター罠

条件としてはフィールドにエルドリッチモンスターが存在する状態でアンデット族モンスターをリリースすることで、万能無効ができます。

[エルドリッチ]と相性の良いカード

優勝デッキレシピに採用されている[エルドリッチ]と相性のいいカードをピックアップ。

群雄割拠

(制限カード) 【 永続罠 】

お互いのプレイヤーはそれぞれの種族が1種類になるように、フィールド上の自分のモンスターを墓地へ送る。このカードが存在する限り、お互いに自分のフィールド上に出せるモンスターの種族はそれぞれ1種類だけになる。

アンデットワールドと合わせることでお互いにアンデット族モンスターしか存在できない制約を押し付けることができます。

御前試合

【 永続罠 】

お互いのプレイヤーはそれぞれの属性が1種類になるように、フィールド上の自分のモンスターを墓地へ送る。このカードが存在する限り、お互いに自分のフィールド上に出せるモンスターの属性はそれぞれ1種類だけになる。

お互いに同じ属性しかフィールドに存在できなくする効果。

エルドリッチにおいては光属性を主体としており罠モンスターについても光属性なので相性が良いカードです。

強欲で金満な壺

(準制限カード) 【 通常魔法 】

①:自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。

EXデッキに依存しないのでドローソースとして使えます。

スキルドレイン

(制限カード) 【 永続罠 】

1000ライフポイントを払う。このカードがフィールド上に存在する限り、フィールド上に表側表示で存在する効果モンスターは全て効果が無効化される。

制限カードですがその制圧力は他のカードとパワーが違いすぎるので必ず採用しておきたい一枚です。

[エルドリッチ]の基本展開ルートを解説

今回紹介するのはあくまで一例であり、今後詳しく展開ルートを記事にしていきます。

エルドリッチの動きに展開ルートはないので動きを解説していきます。

まずエルドリッチに展開ルートというものはなく基本的な動きは

エルドリッチをフィールドに維持し黄金卿永続罠でアドバンテージを得て永続罠などでロックしつつエルドリッチでビートダウンしていくというもの

エルドリッチは墓地・手札で仕事をするカードで墓地であれば自分フィールドの不要な永続魔法・永続罠。フィールド魔法。装備カードなどを墓地へ送りながら自身を手札に一旦戻してからフィールドに出すのか、出さないのかを選べる効果を有しており、フィールドに出すと攻撃力3500で効果破壊されない耐性を付与します。また、手札での効果は手札のエルドリッチと墓地へ送りたい魔法・罠カードを一緒に墓地へ送ることでフィールドのカードを対象に取りながら墓地へ送る効果を持ちます。

なので、破壊耐性などを持つカードやセットカードにも触れることができるので広い範囲を除去対象にできるのが大きな魅力です。

エルドリクシルカードは黄金郷へ、黄金郷はエルドリクシルカードに変換できるのでリソースを管理しながら戦略を練ります。

横展開されモンスターが多数でてくるようなテーマにはかなり厳しいのでエルドリクシルカードはあまり使わずにEXデッキからグスタフマックスでバーンを与えたり、アーゼウスで流したりしましょう。

[エルドリッチ]の強さと弱点について解説

[エルドリッチ]の強さ

[エルドリッチ]の強さはいくつかあります

  1. 尽きにくいリソース
  2. 高い打点と破壊耐性
  3. ロックできる永続罠の解除が容易

といった具合です。

尽きにくいリソース

エルドリクシルカードと黄金郷、エルドランドといったカードによってリソースが尽きにくく、永続罠でペースをものにできれば負けにくいのが特徴です。

高い打点と破壊耐性

エルドリッチ自身の効果で3500の攻撃力で効果破壊されないという中々硬いモンスターが出てくるので場持ちが良いです、またエルドリッチの効果で出すモンスターはエルドリッチでなくてもいいので別のアンデットモンスターでもOK、例えば死霊王ドーハスーラなんかを出せば中々突破されにくいモンスターとなります。

ロックできる永続罠の解除が容易

群雄割拠や御前試合などロックできる効果を持つ永続罠などが邪魔になるタイミングがあるのですが墓地のエルドリッチ効果で解除できるのでほぼ任意のタイミングで詰めにむかえるのが大きな魅力ですね。

増殖するGの受けも比較的良い

増殖するGを打たれても手札次第では1枚ないし2枚のドローで妨害できるのも大きな魅力

弱点

とはいえ、どのようなテーマにも弱点は存在します。

墓地メタである

ディメンション・アトラクター

D.D.クロウ

といったカードを使われるとテンポアドバンテージを奪われるので負けやすくなります。

ただし、それも手札次第と言え永続罠を多めに引けているのであれば墓地にリソースを貯められない状態なら無理せずに永続罠で耐えてディメンション・アトラクターの効果が切れた後に使えばOK

またD.D.クロウについても1枚除外されても次のエルドリクシルカードや黄金郷カードを引き込めて入ればOKなので戦況を見極めていきましょう。

[エルドリッチ]に対して手札誘発を発動するタイミングについて

[エルドリッチ]と対戦する際に手札誘発を投げるポイントをピックアップしておきます。

  • エフェクト・ヴェーラーや無限泡影
  • 灰流うらら
  • 幽鬼うさぎ
  • 屋敷わらし
  • DDクロウ
  • 墓穴の指名者

エフェクト・ヴェーラーや無限泡影を打つタイミング

ほぼないですが、EXを使った場合グスタフマックスやジャガーノート・リーベなどに投げてもいいです。

灰流うららを打つタイミング

エルドランドのサーチ効果、紅きエルドリクシルに発動するのが定石です。

幽鬼うさぎを打つタイミング

エルドランドの起動効果に打ちましょう。

また、EXデッキから出てきたグスタフマックに投げることでアーゼウスやジャガーノート・リーベを出させなくする方法もあります。

屋敷わらしを打つタイミング

紅きエルドリクシルにも打てますし、墓地のエルドリッチ効果にも打てます、テンポアドバンテージを奪えるのでオススメです。

DDクロウを打つタイミング

上述のように起動前の魔法エルドリクシルカードやエルドリッチ本体、エンドフェイズ以外の黄金郷カードに打つなど非常に広い範囲のテーマカードを飛ばせるので対策カードの中でもかなりオススメの部類です。

墓穴の指名者を打つタイミング

エルドリッチ本体に狙い撃ちしましょう。それだけで勝ててしまいますが、本体は3枚、墓穴の指名者は2枚なので1枚で捲られる可能性もあるので注意しましょう。

[エルドリッチ]の優勝デッキレシピと回し方、対策方法や誘発の投げ方など まとめ

今回は”[エルドリッチ]優勝デッキレシピと展開方法、強さと弱点、対策方法”についてお話しました。

エルドリッチは執筆時点では環境テーマと呼べるパワーを有していませんが、それでも元環境ということもあり展開テーマなどに比べても扱いやすく永続罠の扱いを間違わなければ勝てるので初心者にもオススメしやすいメタ-ビートデッキかなと思います。

今回は以上です!