どうも不自由なYPです。今回は”[センチュリオン]の優勝デッキレシピと回し方、対策方法や誘発の投げ方など”についてお話していきたいと思います。
執筆時点ではマスターデュエルで実装されていませんが、近いうちに実装されるので参考にしてください。
僕の遊戯王歴は2019年からで、公認・非公認大会優勝経験あり、公式大会店舗代表にもなりました。
そんな僕が解説していきます。
気になること
- [センチュリオン]を組みたい強いデッキレシピを知りたい
- [センチュリオン]を組んでみたけど展開ルートとか知りたい
- [センチュリオン]の強みとか弱点を知りたい
- [センチュリオン]を対策する方法とかカードを知りたい。
この記事を読んで得られること
そもそも[センチュリオン]ってどんなテーマ?

2023年8月26日発売のデッキビルドパック ワイルド・サバイバーズにて登場したシンクロを主体とした魔法使い・炎族・機械族で構成されるテーマ。(新規カードではドラゴン族も追加された)
メインモンスターに制圧力があるわけではないのですが強力な8・12レベルのシンクロモンスターを展開でき魔法・罠ゾーンから展開するので増殖するGの受け方が綺麗
出た当初は12シンクロの動きでレッドデーモンズカラミティで封殺する動きが主流でしたが制限改訂によってカラミティが禁止になった現在は永続魔法や罠で縛る動きが主流です。
[センチュリオン]の優勝デッキレシピをピックアップ
【#遊戯王】
— ホビーステーション川崎店 (@HBSTkawasaki) April 23, 2024
4/23(火)の ランキングデュエル(マッチ戦)優勝者は!
「さんぱーる」様で「センチュリオン」です!
コメント「永続が強かったです。」
おめでとうございます!
次回開催は4/30(火)17時30分から!
お待ちしております!#ランキングデュエル pic.twitter.com/fYCgsGSNID
ランキングデュエル
— 「人間」を漸近線に持つゴリラ (@grruhuh) April 22, 2024
【センチュリオン】
霊獣〇×〇
ベアルクティ〇×〇
エクソシスター×〇〇
優勝!!!
安定の初動とウイルスがいい仕事をしてくれた pic.twitter.com/Aoq8Jh8RDE
本日の遊戯王ランキングデュエルマッチ戦は9名の方に参加していただきました✨
— TSUTAYA鈴鹿中央通店(トレカ) (@TSUTAYAsuzuka_c) April 13, 2024
優勝は「いとまる.」さんです🎊
デッキ名「センチュリオン」
コメント「デッキロックデッキ」
おめでとうございます🎉 pic.twitter.com/LNsHtqSiEB
僕が組んでいるセンチュリオンのデッキ構築

[センチュリオン]のカードを見てみよう
重騎士プリメラ

【 チューナーモンスター 】
星 4 / 光 / 魔法使い族 / 攻1600 / 守1600このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「重騎士プリメラ」以外の「センチュリオン」カード1枚を手札に加える。
このターン、自分は「重騎士プリメラ」を特殊召喚できない。
②:このカードが永続罠カード扱いの場合、自分フィールドのレベル5以上の「センチュリオン」モンスターは効果では破壊されない。
③:このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
1枚初動となるカード
①は召喚・特殊召喚成功時にデッキからセンチュリオンカードをサーチするもこのターン自身を特殊召喚できなくなります。
②は自身が永続罠扱いの場合自分フィールドのレベル5以上のセンチュリオンモンスターに対して効果破壊耐性を付与します
③はセンチュリオン共通効果でお互いのメインフェイズに自身を特殊召喚する効果
従騎士トゥルーデア

【 効果モンスター 】
星 4 / 闇 / 炎族 / 攻1000 / 守2000このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドのこのカードと、「従騎士トゥルーデア」以外の手札・デッキの「センチュリオン」モンスター1体を、永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
このターン、自分は「従騎士トゥルーデア」を特殊召喚できない。
②:このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、このカードのレベルを4つ上げる事ができる。
一枚初動
①は起動効果で自身とデッキのセンチュリオンモンスターを永続罠扱いで魔法・罠ゾーンに置く
②はセンチュリオンモンスター共通効果ですが特殊召喚成功したらレベル8にできる
重騎兵エメトVI

【 効果モンスター 】
星 8 / 地 / 機械族 / 攻2000 / 守3000このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在する場合、相手ターンに、「重騎兵エメトVI」以外の自分フィールドの「センチュリオン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置き、このカードを特殊召喚する。
このターン、自分は「重騎兵エメトVI」を特殊召喚できない。
②:このカードが永続罠カード扱いの場合、自分・相手のメインフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
このカード一枚では何も生まないが手札コストなどにものすごく適しているカード
①は相手ターンフリーチェーンで自分のモンスターゾーンに存在するセンチュリオンモンスターを対象に手札・墓地から発動、そのモンスターを魔法・罠ゾーンに永続罠扱いで置き、自身を特殊召喚する
②はセンチュリオンモンスター共通効果
スタンドアップ・センチュリオン!

【 フィールド魔法 】
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「センチュリオン」モンスターカードが存在する限り、このカードは相手の効果では破壊されない。
②:このカードを発動したターンの自分メインフェイズに、手札を1枚墓地へ送って発動できる。
デッキから「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
③:モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
「センチュリオン」モンスターを含む自分フィールドのモンスターを素材としてS召喚を行う。
一枚初動
①はセンチュリオンモンスターがいるときに発生する自身の破壊耐性効果
②はこの効果を発動することができるのはこのカードを発動したターンのみなので注意しましょう。効果で手札からカードを墓地へ送り、デッキからセンチュリオンモンスターを永続罠扱いで置く効果。
③はこの効果が重要で、モンスターが特殊召喚された場合にセンチュリオンモンスターを含むモンスターでシンクロ召喚をする効果、これは当然相手ターンでも使えます。
誓いのエンブレーマ

【 速攻魔法 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:以下の効果から1つを選択して発動できる。
●デッキから「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
このターン、この効果で置いたカードまたはそのカードと元々のカード名が同じカードが自分フィールドに表側表示で存在する間、自分は「センチュリオン」モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
●デッキから「センチュリオン」魔法・罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
一枚初動
効果が2つどちらか選ぶ形で使えます。
・デッキからセンチュリオンを永続罠で置く効果、この効果を使ったらこの効果で置いたモンスターがフィールドに存在する限りEXデッキからはセンチュリオンモンスターしか出せません。
・デッキからセンチュリオン魔法・罠をセットする効果
騎士皇レガーティア

【 シンクロモンスター 】
星 12 / 光 / 機械族 / 攻3500 / 守2000チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
自分は1枚ドローする。
その後、相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊できる。
②:攻撃力2000以下の自分のモンスターは戦闘では破壊されない。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
自分の手札・墓地からSモンスター以外の「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
センチュリオンのエースモンスター
①は特殊召喚成功時に1枚ドローしつつ相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスターを破壊できる効果
②は攻撃力2000以下の自分モンスターに戦闘破壊耐性を付与
③はお互いのエンドフェイズに手札・墓地からシンクロモンスター以外のセンチュリオンモンスターを永続罠扱いで置く効果
騎士皇アークシーラ

【 シンクロモンスター 】
星 12 / 闇 / ドラゴン族 / 攻3000 / 守3000チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚した場合に発動できる。
デッキから「センチュリオン」カード1枚を手札に加える。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、自分の魔法&罠ゾーンの表側表示カードは効果では破壊されない。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動できる。
Sモンスター以外の自分の墓地・除外状態の「センチュリオン」モンスター1体を永続罠カード扱いで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
センチュリオンの新たなエースモンスター
①は特殊召喚成功時にセンチュリオンカードのサーチ
②は自身が存在する限り自分の魔法・罠ゾーンの表側表示のカードに破壊耐性を付与する効果
③お互いのエンドフェイズに墓地・除外からシンクロ以外のセンチュリオンモンスターを永続罠で置く効果
騎士皇爆誕

【 カウンター罠 】
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
自分の魔法&罠ゾーンの表側表示のモンスターカード1枚を墓地へ送って発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
サーチできるカウンター
①はコストとして自身の魔法・罠ゾーンのモンスターを墓地へ送り、モンスター効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する
[センチュリオン]と相性の良いカード
優勝デッキレシピに採用されている[センチュリオン]と相性のいいカードをピックアップ。
デッキロック

【 永続魔法 】
このカードがフィールド上に存在する限り、お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできず、デッキからの特殊召喚もできない。発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時にこのカードを破壊する。
アークシーラと組み合わせることでサーチとリクルートが不可になるのにこのカードを破壊できる状態にできるので非常に相性が良いです、センチュリオンはうららの受けも良いテーマということもあり比較的このカードの効果適用下でも動くことができるのも噛み合いの良さですね
次元の裂け目

【 永続魔法 】
墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かずゲームから除外される。
増殖するGやエフェクト・ヴェーラーなどの誘発を使えなくする非常に厄介なカード
アークシーラのおかげで破壊ができないので決まればかなり優位に試合を運ぶことができます。
またシンクロ素材となったモンスターも除外されることにはなりますが、アークシーラで回収できるので安心してください
群雄割拠などの永続罠

(制限カード) 【 永続罠 】
お互いのプレイヤーはそれぞれの種族が1種類になるように、フィールド上の自分のモンスターを墓地へ送る。このカードが存在する限り、お互いに自分のフィールド上に出せるモンスターの種族はそれぞれ1種類だけになる。
群雄割拠や御前試合、センサー万別といったカードとも相性がいいですね。
特にセンサー万別はセンチュリオンの種族がばらついていることもあり効果適用下でも邪魔になりにくいですね。
[センチュリオン]の基本展開ルートを解説
今回紹介するのはあくまで一例であり、今後詳しく展開ルートを記事にしていきます。
プリメラ+手札コスト
- プリメラを召喚し、召喚成功時効果でデッキからスタンドアップ・センチュリオン!をサーチ
- スタンドアップ・センチュリオン!を発動しデッキからトゥルーデアを魔法・罠ゾーンに置く
- 永続罠扱いのトゥルーデアを起動し自身を特殊召喚(レベル8にしておこう)
- トゥルーデアの効果を起動し、自身を魔法・罠ゾーンに置き、デッキからエメトⅥを魔法・罠ゾーンに置く
- エメトⅥを起動し自身を特殊召喚
- エメトⅥとプリメラで(ここから分岐)
・レガーティアをシンクロ召喚し、1枚ドローしつつ先行ならそのまま、後攻なら相手のモンスターを破壊しましょう。
・永続系カードを引けているならアークシーラを狙います、アークシーラの特殊召喚成功時効果で再度スタンドアップ・センチュリオンを引っ張ればリソースに、カウンター罠を引っ張ればなんでも無効に、永続系を引き合わせられているならアークシーラで守れるので積極的に狙いたいところ
基本的に先攻展開はアークシーラを優先することが多いです、逆に捲りの際はレガーティアといったところです。
トゥルーデア+手札コスト
- トゥルーデアを召喚
- トゥルーデアの効果を起動し、デッキからプリメラを魔法・罠ゾーンに置き自身も魔法・罠ゾーンへ
- 永続罠扱いのプリメラを起動し特殊召喚、特殊召喚成功時効果でデッキからスタンドアップ・センチュリオンをサーチ
- サーチしたスタンドアップ・センチュリオンを発動・起動しデッキからエメトⅥを魔法・罠ゾーンへ置く(手札コストを捨てる)
- エメトⅥを起動し、特殊召喚
- そのまま上述のシンクロ12を狙います
センチュリオンの基本的な展開は12シンクロを狙うことです。
プリメラがチューナーなのでここを起点に回す感じです。
- 誓いのエンブレーマ+手札コスト
- スタンドアップ・センチュリオン+手札コスト
- 採用していませんが、篝火+手札コスト
でも同じ動きが可能です。
展開はこちらを参考にしました。
[センチュリオン]の強さと弱点について解説
[センチュリオン]の強さ
[センチュリオン]の強さはいくつかあります- 初動が多く、貫通札としても活用できるので最終板面の再現性が高い
- 永続魔法・罠を守れるアークシーラが非常に強力
- 永続魔法・罠を主体とした構築と手札誘発に寄せた構築にもできるので柔軟性が高い
といった具合です。
初動が多く、貫通札としても活用できるので最終板面の再現性が高い
初動が多く事故が発生しにくいのが大きな魅力です。
そして妨害を受けても1枚くらいなら全然アークシーラ+永続罠モンスター+カウンターとかもいけます。あくまでテーマ内の妨害だけで誘発や永続魔法で妨害ができるので非常に強力だと思います。
永続魔法・罠を守れるアークシーラが非常に強力
センチュリオンが化けるようになったのはアークシーラの登場からですね。
デッキスロットが比較的スマートであることから手札誘発を詰め込んだ構築から、そのスロットに永続魔法を詰め込んでロックする構築が主流になりました。
アークシーラの表側の魔法・罠に対して破壊耐性を付与する効果は思っているより頼りになります。
永続魔法・罠を主体とした構築と手札誘発に寄せた構築にもできるので柔軟性が高い
現在永続罠のフィールドに存在するモンスターを縛る効果をもつ上記の永続罠が規制されていっていますが、今後は永続魔法の次元の裂け目やデッキロックなどもその対象になるかもしれないのですが、そうなったとしてもセンチュリオンは手札誘発に寄せればパワーは落ちるかもしれませんが対応可能なので柔軟性が高いのもセンチュリオンの魅力で長く握っていられるテーマだと思います。
増殖するGの受けも比較的良い
増殖するGを打たれても手札次第では1枚ないし2枚のドローで盤面はできるし、何なら打たれるタイミング次第では0枚で相手ターンシンクロで動くこともできます。
弱点
とはいえ、どのようなテーマにも弱点は存在します。
[センチュリオン]に対して手札誘発を発動するタイミングについて
[センチュリオン]と対戦する際に手札誘発を投げるポイントをピックアップしておきます。- エフェクト・ヴェーラーや無限泡影
- 灰流うらら
- 幽鬼うさぎ
- 屋敷わらし
- DDクロウ
- 墓穴の指名者
エフェクト・ヴェーラーや無限泡影を打つタイミング
無効系妨害を打つポイントは
プリメラの召喚成功時効果もしくはレガーティア展開の時にはレガーティアに投げましょう。
これで自分のターンにシンクロするための永続罠扱いのモンスターが捻出できなくなるので貫通方法として誓いのエンプレーマか騎士の絆の素引きしかなくなります。
灰流うららを打つタイミング
多くの場合プリメラからスタンドアップ・センチュリオン!をサーチしてくるんですけど、千tyリオンはスタンドアップ・センチュリオンで相手ターンにシンクロして妨害やリソースを得るのが強力なテーマなのでプリメラに打ってOKです。
あとはテラ・フォーミングでもOK
幽鬼うさぎを打つタイミング
フィールドにセンチュリオンモンスターがいない場合ならスタンドアップ・センチュリオン!に打ったり、永続罠扱いのセンチュリオンモンスターの起動に対して発動すると手数が減るのでオススメです。
屋敷わらしを打つタイミング
エメトⅥの蘇生効果に打つか、墓穴の指名者に打つかですね。あまり有効とは言えません。
DDクロウを打つタイミング
エンドフェイズに発動するレガーティアやアークシーラで墓地・除外のセンチュリオンを永続罠で置く効果に対して、多くの場合プリメラを永続罠で置くのでプリメラ狙いでOKです。
あとは騎士の絆や騎士魔防陣の墓地効果などで対象になったモンスターを除外してもOK
墓穴の指名者を打つタイミング
DDクロウと同上
[センチュリオン]の優勝デッキレシピと回し方、対策方法や誘発の投げ方など まとめ
今回は”[センチュリオン]優勝デッキレシピと展開方法、強さと弱点、対策方法”についてお話しました。
増殖するGの受けも非常に良く、永続魔法などでロックして戦うのは中々いやらしい戦法で多分想像する騎士的な戦い方ではないとは思いますが、それでも決まればほぼ勝ちみたいな動きができ、初動も厚いので再現性が高く初心者にもオススメです。
今回は以上です!
初心者でっも扱えるテーマはこちらを参考にしてください。